平成19年度「藤田記念まちづくり企画支援事業」の採択について

最終更新:平成19年5月15日(火) 平成19年度の結果をリンクしました。

 平成19年度「藤田記念まちづくり企画支援事業」(社団法人 再開発コーディネーター協会)について、新屋振興会と秋田公立美術工芸短期大学産業デザイン学科の石垣充助教が共同で応募した『まちで飲み、まちを語り、まちを創る〜屋台塀による対話型まちづくりの実践〜』が採択されました。

1 藤田記念まちづくり企画支援事業について

藤田記念まちづくり企画支援事業の概要

社団法人 再開発コーディネーター協会が、創意溢れるまちづくりの企画を支援するものです。平成14年に創立され、平成15年から平成19年までの5年間毎年支援事業を選考することになっており、今回最後の募集が行われました。
具体的には、まちづくりの推進に尽力された故藤田邦昭氏(元協会副会長)の意思を尊重し、まちづくりに関する画期的で創意溢れる企画であって、出来上がったものでなくこれから構築しようとするものが対象とされます。対象者および企画の内容には特に制限はありません。
審査により特に優秀なプロジェクトが一点ないし数点選定され、毎年度総支援額100万円の範囲内で資金が供与されます。

平成19年度の結果

『まちで飲み、まちを語り、まちを創る〜屋台塀による対話型まちづくりの実践〜』は、59件の応募事業の中から、4件の採択事業に選ばれ、25万円の支援を受けることとなりました。

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2 取組みの内容

(1) 事業名

『まちで飲み、まちを語り、まちを創る〜屋台塀による対話型まちづくりの実践〜』

(2) 事業内容

伝統的なまちなみや町家を残している新屋地区「表町通り」の景観形成による活性化を試みる。

1 「屋台塀(やたいべい)」の設置 表町通り沿いの空地に、地域のまちづくりの原点・シンボルとなる「屋台塀」(木造の屋台と板塀を組み合わせたもの)を地域住民・大学生等の参加により設置する。
屋台は公立美術短大所有のものを使用し、塀部分は参加者がデザイン・設置を行うことにより意識の繋がりを高めるとともに、事業実施の周知になる。
板塀を設置することにより、通りの景観向上がなされ、周辺住民の意識啓発にも繋がる。
2 「まちのみワークショップ」の実施 「屋台塀」を集いの場所とし、飲食とまちについての意見交換をすることで、「まちを創る」。(屋台塀の設置もワークショップの一環である。)テーマの1つに、「愛宕下お地蔵湧水の里」の整備計画についての検討を予定している。

(3)実施期間 

平成19年6月〜平成20年3月(予定)

(4) 申請者

新屋振興会

(5) 担当者

秋田公立美術工芸短期大学 産業デザイン学科 建築分野 助教 石垣 充

〒011-1632 秋田市新屋大川町12番3号 TEL 018-888-8136/FAX 018-888-8109

(6) 事業概要

石垣助教が作成した事業概要およびスケジュールです。

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3 背景

秋田市と大学コンソーシアムあきたが連携し実施した「平成17年度全国都市再生モデル調査」により、学官連携による景観形成のパイロット事業が提言されました。そこで平成18年度に、新屋表町通りを対象とし、「市民・産学官協働景観形成事業」を実施し、景観に関するワークショップ等を行いました。この取組みにより、参加した地元住民や美術工芸短大の気運が高まり、今回の応募に結びついたものです。

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4 市の事業「やすらぎの森整備事業『(仮称)湧水広場』」とのリンク

市の単独事業「やすらぎの森整備事業」により、新屋表町通りにある、地域の重要な景観資源の1つである「愛宕下お地蔵湧水の里」の整備を実施します。そこで「まちのみワークショップ」でこの湧水の整備をテーマの1つとし、地元主体による良好な景観の形成に配慮した整備計画の策定を目指しますす。

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秋田市 都市整備部 都市計画課 都市環境担当
住所 〒010-8560 秋田市山王一丁目1-1(本庁4階)
TEL 018-866-2152(内線:3099、3101、3102)
FAX 018-865-6957
e-mail
ro-urim@city.akita.akita.jp
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