5.サービス提供の目標量


最終更新 2004.03.22


(1)福祉および保健施設の整備目標
(2)機能訓練整備目標量
(3)訪問指導整備目標量
(4)健康教育整備目標量
(5)健康教育整備目標量
(6)健康診査整備目標量


(1)福祉及び保健施設・病院の整備目標


12年度目標値 12年度現状 達成率(%) 16年度目標値
施設数 定員(人) 施設数 定員(人) 施設数 定員(人)
特別養護老人ホーム 12 810 12 804 99.3 13 854
老人保健施設 10 1,001 13 1,293 129.2 13 1,293
デイサービスセンター 15 17 113.3 20
痴呆性高齢者グループホーム 4 30 9 80
ショートステイ 125 - 137 109.6 174
養護老人ホーム 3 205 3 205 100.0 3 205
軽費老人ホーム(A型) 1 50 1 50 100.0 1 50
ケアハウス 6 270 6 225 83.3 8 299
在宅介護支援センター 13 10 146.1 22
※高齢者生活福祉センター - 1 20

注)

  1. 平成12年度現状の数値は、平成12年度整備完了後の数値です。。
  2. 在宅介護支援センターの現状および目標値には、秋田市中央在宅介護支援センター(基幹型)を含んでいます。

※高齢者生活福祉センター

  1. 平成14年度に1施設創設する予定です(泉菅野地内の福祉複合施設に整備;居住部門定員20人)。
  2. 平成16年度までの目標値は、福祉複合施設内に整備するものの需要動向を見極め、さらに検討していきます。。

◎介護保険施設等
  ○特別養護老人ホーム
    平成16年度の目標値は,介護保険事業計画の平成16年度施設介護サービス(特別養護老人ホーム)の利用見込みに現状の市外からの利用者を加えたものとなってい   ます。
  ○介護老人保健施設
    現状維持のものとなっています。
  ○デイサービスセンター
    平成16年度の目標値は、施設の稼働日数を242日、1日の利用人員を20人とし、介護保険事業計画の平成16年度通所介護見込み量を除したものとなっています。
    ・(利用見込み98,352回÷242日÷20人)−現状17施設=3施設
  ○グループホーム
    現状の要介護認定者」に対する痴呆性高齢者グループホームの入所要件に適合する高齢者数の割合を、介護保険事業計画における平成16年度要介護認定者数見込   みに乗じて要件適合者数を算出し、同じく介護保険事業計画により要介護高齢者に対する施設利用者の比率を算出し、その割合を当該要件適合者数に乗じたものです。
    ・平成16年度要件適合者数見込み 215人
    ・(215人 × 施設利用率37.45%) −現状30床 = 50床(5施設6ユニット、1ユニット限度9人)
  ○ショートステイ
   平成16年度の利用見込みは、介護保険事業計画による在宅の要介護等高齢者6,578人に介護度別の利用日数(基準)を乗じ、利用希望率を45%程度と見込み、年間の  短期入所の利用料を推計し、このうち79%が短期入所生活介護を利用するものとしています(21%は短期入所療養介護を利用)。
  ・(平成16年度利用見込み80,505日×79%)÷365日−現状137床=37床
◎介護保険施設以外の施設等
  ○養護老人ホームおよび軽費老人ホーム(A型)
    現状維持のものとなっています。
  ○ケアハウス
    平成16年度の目標値は、現状の利用者および利用希望者は260人であり、高齢者人口に占める比率は0.48%となり、これを介護保険事業計画における平成16年度高    齢者人口に乗じたものとなっています。
  ・(平成16年度高齢者人口62,130人×0.48%)−現状225床=74床 2施設
  ○在宅介護支援センター
   中学校区を標準として地域の実情に応じた設置が規定されていることから、地域型の在宅介護支援センターの整備目標を21か所とし、市内を東・西・南・北・中央の5ブロ  ックに枠組み、このエリアを基本に高齢者人口に対応した配置を進めます。
   また、現状の設置状況は北部地区が突出しており、今後地域バランスを考慮しながら平準化を図っていきます。
   なお、平成16年度目標値には、基幹型在宅介護支援センターを含みます。

(2)機能訓練整備目標量
機能訓練整備目標量(平成16年度)

@
人口
(人)
A
対象者数
(人)
B
需要率

サービス対象人員
(人)
C
年間回数
(回)
D
年間利用者
実人数(人)
E
年間利用者
延べ人数(人)

必要保健婦
数(人)
40〜64歳 110,663 443 0.203 90 265 280 3,970
65歳以上 63,290 2,095 411
合 計 173,953 2,468 0.203 510 265 280 3,970 5.2

@人口 厚生省が示した「市町村将来人口の推計について」のセンサス変化率法による推計値
A対象者数 厚生省で示した機能訓練者の割合
         (保健事業第4次計画:機能訓練A型の算式)
          40〜64歳以上 110,663人 ×0.4% = 443人
          65歳以上     63,290人 ×3.2% =2,025人  合計2,468人
B需要率 {(65歳以上::63,290人)−(要介護・要支援高齢者数の見込み:9,333人)}
       12,847÷63,290=0.203
C年間回数 A型:133回(自主トレ送迎サービス・自主トレ相談日)
         B型:132回(11会場×1会場当たり20人)             合計265回
D年間利用者実人数 A型:60人
               B型:220人(11会場×1会場当たり20人)       合計280人
E年間利用者延べ人数 A型:10回×133回=1,330人
                 B型:20人×132回=2,640人             合計3,970人


(3)訪問指導整備目標量

(生活習慣病予防のための訪問指導)

対象者内容 対象者数
(人)
需要率 年間訪問回数
(回)
年間延べ訪問
回数
(回)
必要保健婦数
(人)
個別健康教育に参加し
なかった人
1.0
2
10
耐糖能異常
(糖尿病)
高脂血症 98
1.0
2
196
合計 103 - 206 0.47

(注)

  1. 訪問指導の対象は、個別健康教育の耐糖能異常(糖尿病)及び高脂血症において、参加しなかった人とします。
  2. 訪問回数は、対象者1人に対し、2回とします。
  3. 必要保健婦数は、1日2人訪問可能として算出しています。

〈介護予防の訪問指導〉

実数(人) 需要率 対象者数
(人)
年間訪問回数
(回)
年間延べ訪問回数
(回)
必要保健婦数
(人)
独居高齢者 8,011 0.036 ※1,289 1,156
※2,241 965
※3,759 759
1,289 2,879
高齢者夫婦
(世帯)
17,534 30 0.0017 120
介護家族者 1,917 76 0.039 304
寝たきり者 807 44 0.054 132
痴呆高齢者 1,131 159 0.14 954
合計 29,400 1,598 4,389 10.11

(注)
1 独居高齢者
 ※1 (平成12年度の訪問対象者数/平成11年度の独居高齢者数)×平成16年独居高齢者数(推計)=対象者数
 ※2 65歳以上の独居高齢者を毎年約1,000世帯ずつ訪問調査を実施。そのうち、24.1%の世帯は継続訪問と推計
 ※3 上記の1,000世帯から継続訪問対象者数を除いた数
2 高齢者夫婦(世帯)
 ・{平成12年度訪問対象者/平成12年度高齢者世帯(平成7年の国勢調査をもとに推計)}×平成17年度高齢者世帯(平成7年の国勢調査をもとに推計)=対象者数
3 介護家族者
 ・{平成12年度訪問対象者/平成11年度寝たきり者(高齢者実態調査)+平成11年度痴呆訪問指導対象者)}×{(平成16年度寝たきり者(推計)+平成16年度痴呆高齢者(推計)}対象者数
 ・平成16年度痴呆高齢者(推計)の算出は、厚生省が示した在宅痴呆性高齢者の出現率×訪問指導の対象となり得る者の割合を用いている。65歳以上の人口(63,290人)×4.8%×0.372
4 寝たきり者
 ・{平成12年度訪問対象者/平成11年度寝たきり者(高齢者実態調査)}×平成16年度寝たきり者(推計)=対象者数
5 痴呆高齢者
 ・{平成12年度訪問対象者/平成11年度痴呆訪問対象者}×平成16年度痴呆:高齢者(推計)=対象者数
6 必要保健婦数
 ・必要訪問回数/1日訪問件数×1日稼働時間/年間稼働時間=必要保健婦数 4,389/2×8/1,736=10.1


(4)健康教育整備目標量

対象者
(人)
需要率 参加者
(人)
年間延べ回数
(回)
必要マンパワー
保健婦数 栄養士数
個別健康教育 耐糖能異常
(糖尿病)
15 0.66 10 60 819.6時間 976.8時間
喫煙 577 0.06 35 210 2,868.6時間
高血圧 73 0.2 15 90 1,229.4時間 1,465.2時間
高脂血症 122 0.2 24 144 1,967.04時間 2,344.3時間
合計 787 84 504 6,884.64時間
3.97人
4,786.3時間
2.76人
集団健康教育 109,551 0.098 10,736 429 5,860.14時間
3.38人
1,628時間
0.94人
家族介護健康教育 6,578 0.052 342 12 163.92時間
0.09人
合計 945 12,908.7時間
7.44人
6,414.3時間
3.7人

(注)
 1 個別健康教育の対象者は、以下のとおり算出。
  @ 耐糖能異常(糖尿病)は、基本健康診査の総合判定が要指導の中で、血糖値が122mg/dl以上の人。
     平成11年度の基本健康診査者12,151人中12人(0.1%)が該当していることから、平成16年度は、受診者14,915人×0.001=15人
  A 喫煙は、胸部総合検診で、喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が600以上の人。
     平成11年度の胸部総合検診受診者14,243人中477人(3.3%)が該当していることから、平成16年度は、受診者17,480人×0.033=577人
  B 高血圧は、基本健康診査の総合判定が要指導の中で、最大血圧が140〜160mmgHg未満、または最小血圧が90〜95mmgHg未満の人。
     平成11年度の基本健康診査受診者12,151人中60人(0.49%)が該当していることから、平成16年度受診者は、受診者14,915人×0.0049=73人
  C 高脂血症は、基本健康診査受診者の総合判定が要指導の中で、血清総コレステロール値が122mg/dl以上。
     平成11年度の基本健康診査受診者12,151人中100人(0.82%)が該当していることから、平成16年度は、受診者14,915人×0.0082=122人
 2 個別健康教育の回数は、耐糖脳異常(糖尿病)、喫煙、高血圧、高脳血症それぞれ対象者1人につき6回。
 3 集団健康教育の対象は、平成16年度の40歳以上の人口に、平成11年度の非就業者率を乗じ、個別健康教育対象者を差し引いて算出。
   173,953人×0.6343=110,338人 110,338−787=109,551人
 4 集団健康教育の需要率は、平成11年度の健康教育実績と非就業者数を用いて算出。
   平成11年度の健康教育実績10,450人÷非就業者数106,468人=0.098
 5 集団健康教育の回数は、1回当たりの参加者を、平成11年度の健康教育実績16人の5割増を見込み、25人として算出。
 6 必要マンパワー数は、実績から健康教育に要する時間をもとに算出。
  @保健婦の内訳:実績より1回当たりの所要時間は、13.66時間。年間稼働時間は、217日、1,736時間。
  A栄養士の内訳:実績より1回当たりの所要時間は、16.28時間。年間稼働時間は、217日、1,736時間。 


(5)健康相談整備目標量


対象者 需要率 参加者 年間1人
当たり
参加回数
年間参加
延べ数
年間
延べ回数
年間必要
延べ時間
必要
保健婦数
必要
栄養士数
重点 2,834 0.048 136 136 52 保 91.12 0.05 0.09
栄 153.68
総合 110,338 0.022 2,427 2,427 352 保 1,626.09 0.94 1.58
栄 2,742.51
介護
家族
6,578 0.052 342 342 12 保 229.35 0.13
合計 2,905 416 保 1,946.35 1.12 1.67
栄 2,896.19

(注)
1 重点健康相談の対象者は、平成16年度の基本健康診査の受診者数に平成11年度の平均異常率を乗じて算出した。
  異常所見の平均(血圧、脂室、血糖、肥満9
  平成16年度の基本健康診査受信者数14,915人×平均異常率0.19=2,834
2 重点健康相談の需要率は、平成11年度の実績から、個人通知による学級参加率0.048とした。
3 重点健康相談の回数は、肥満7回、生活習慣改善指導12回、食生活相談12回、歯周病12回、骨粗しょう症9回の計52回とした。
4 年間延べ時間は、平成7年度の実績から、健康相談実施に要する時間をもとに算出した。
  ●保健婦数の内訳
   (相談1,656時間+資料作成2,462時間)÷6,123人=1人当たりの使用時間0.67時間
  ●栄養士の内訳
   (個別指導695.5時間+栄養調査750.0時間)÷1,282人=1人当たりの所要時間1.13時間
5 総合の健康相談の対象者は、40歳以上人口数に、平成11年度非就業率を乗じた。
6 総合の健康相談の需要率は、平成11年度の健康相談実数2,310人÷平成11年度の非就業者数106,468人=0.022と算出している。
 ※地区での健康相談は、ほとんどが高齢者であることから、必要な人に対しては、訪問指導で対応する。
7 総合の健康相談の回数は、平成11年度の健康相談の回数336回÷平成11年度の延べ件数2,310件=0.145の率を平成16年の延べ件数に乗じて算出した。
  平成16年度の延べ件数2,427人×0.145=352
8 稼働時間
  217日(1,736時間)


(6)健康診査整備目標量

  @秋田市の健康診査の整備目標

平成11年度実績 平成16年度目標
基本健康診査 対  象  者 58,256人 63,201人
受診者 12,151人 14,913人
訪問検診受診者 0人 2人
受診者計 12,151人 14,915人
受診率 20.9% 23.6%
胃がん検診 対象者 91,686人 101,520人
受診者 3,610人 10,152人
受診率 3.9% 10.0%
子宮がん検診 対象者 75,864人 80,988人
受診者 9,178人 11,264人
受診率 12.1% 13.9%
胸部総合検診 対象者 133,510人 150,152人
受診者 14,243人 17,480人
受診率 10.7% 11.6%
乳がん検診 対象者 77,730人 82,251人
受診者 8,610人 10,567人
受診率 11.1% 12.8%
大腸がん検診 対象者 91,686人 101,520人
受診者 8,733人 10,718人
受診率 9.5% 10.6%

(注)
1 平成16年度の対象者については、現状の年齢人口に占める対象者数の割合より推計。
 ●平成16年度の対象者数
    平成11年度の非就業者数、国保の受診率、人間ドック受診、施設入所、対象人口をもとに平成13年度以降の対象者数を推計。

  A必要保健婦数

事業内容 訪問延べ数 必要量(人日) 必要人数 算定基準
耐糖能異常(糖尿病) 10 0.47 1日2人訪問
生活習慣改善指導 196 98 1日2人訪問


検診前 検診当日 検診事後 結果処理 年間必要延べ時間 必要保健婦数
基本健康診査 28 138 16 182
大腸がん検診 24 24
胃がん検診 119 192 325
胸部総合検診 40 134 104 280
乳がん検診 72 13 101
子宮がん検診 33 162 136 44 375
その他 660 328 988
合計 888 514 509 364 2,275 1.26

※その他の内訳
 ・検診前:健康カード 医療機関発送準備 検診事業伺い 広報原稿(集団、医療機関) 対象者調べ 事業団打合わせ 医師会打合わせ FMあきた原稿 追加検診準備(当日)

  B必要事務職員数

業務内容 必要量(人/日) 必要人数 算出基準
検診PR 8.00 16回
医療機関方式 準備 36.00 6日×2人×3健診
回収 140.01 全健診まとめて1か月1回
事務処理 273.00 全健診分
結果通知郵送事務 206.00 1日1人300部
合計 663.00 2.95

(注) 事務職員については、健診事業のみの事務把握は困難であるため、増加を予想される分のみ算出。従って、平成17年度には、現状より事務職員2.95人の増となる。


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