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第2節 障害者保健・福祉の充実 |
現状と課題 |
平成9年度末には約12,500人であった本市の障害者数は、11年度末には約14,000人に達するなど年々増加傾向にあり、併せて、障害者の高齢化、障害の重度化・重複化が進んでいますが、障害者への理解や支援は、未だ十分とはいえません。障害のある人が主体性と自主性を確保し、自身の能力を十分に発揮しながら社会のあらゆる分野に積極的に参加し、地域の中で普通に暮らしていく、ノーマライゼーション社会の実現が求められています。 |
基本方針 |
ノーマライゼーション理念の啓蒙・啓発につとめ、秋田市障害者プラン(*11)の着実な推進をはかりながら、障害者の社会参加を促進するとともに、障害者のニーズに応じたきめ細かい生活支援サービスを充実し、施設整備を推進します。 また、精神障害者の福祉向上をめざし、精神保健をめぐる社会の情勢とニーズに応じた施策の充実につとめます。 |
主な施策 |
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1.在宅サービスの充実 |
日常生活援助のほか、機能訓練、短期施設入所などの各種在宅サービスをニーズに応じてきめ細かく実施するとともに、障害者の相談・支援事業を充実し、地域での在宅生活を支援します。 | |
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2.施設整備の推進 |
施設サービスに対する障害者のニーズを見極めながら、適切な施設整備を推進します。 | |
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3.社会的自立と社会参加の推進 |
(1)身体障害者および知的障害者への対応 身体障害者および知的障害者が社会の構成員として地域の中で共に生活を送れるよう、グループホーム(*59)など住環境を整備するとともに就労の促進につとめます。 併せて、ボランティア活動等を通じて交流を進め、各種行事や障害者スポーツ大会などを積極的に開催するなど、社会参加の促進をはかります。 (2)精神障害者への対応 精神障害についての知識を普及する一方、精神障害者の自立・自活のために必要な訓練・指導等による社会復帰援助や、日常生活支援のための福祉サービスを充実していくとともに、心の健康保持・増進のための相談・支援につとめます。 |
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4.医療費の軽減 |
身体障害者および知的障害者に対する医療費助成制度を継続実施します。 | |
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5.機能訓練事業の拡充 |
脳卒中の後遺症などによりリハビリが必要な人を対象に、住み慣れた地域の人との交流を持ちながら自立の促進をはかることができるよう、移動リハビリ教室を充実します。 また、保健センターでは、理学療法士、作業療法士等専門スタッフの支援による自主トレーニング事業を充実させます。 |
重点テーマからの視点 |
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ノーマライゼーション理念に基づき、住環境の整備や、社会復帰施設の整備等を進め、障害者の社会的自立と社会参加等を促進します。 |
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中核市として、障害のある人のニーズに対応した生活支援サービスをきめ細かく実施するとともに、通所型施設等の整備を計画的に推進します。 |
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中心市街地の整備にあたっては、すべての人が集い、活動できるよう、バリアフリーの施設整備を行います。 |
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保健・福祉サービスに関する詳細な情報の提供および利用申請等をインターネットを通じて可能とするシステムや、行政と事業者間のネットワーク化について検討します。 |
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