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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2012年6月15日号
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震災がれきの試験溶融/結果は今のところ |
安全性に問題なし |
市では、岩手県野田村での現地調査で放射性セシウムが検出されなかった震災がれき(災害廃棄物)の試験溶融を行いました。
東日本大震災により岩手県野田村で発生したがれきを溶融処理したときの安全性を確認するため、市では5月19日〜22日に試験溶融を行いました。河辺豊成の総合環境センターに搬入したがれきは4日間で計271.51トン。一般の家庭ごみ1,631.93トンと混ぜて溶融しました。 試験後の空間放射線量率と放射性セシウム濃度は次のとおりで、いずれも問題はありませんでした。今後判明するダイオキシンやPCB(ポリ塩化ビフェニル)などの測定結果は広報あきた、市ホームページで公表します。 ●問い合わせ 震災被災地のがれきの受け入れ処理について→環境都市推進課tel(863)6632 試験溶融について→総合環境センターtel(839)4816 http://www.city.akita.akita.jp/city/ev/cp/saigaihaikibutu.htm |
空間放射線量率(マイクロシーベルト/時) |
総合環境センターとその周辺の空間の放射線量を測定しました。試験溶融前と数値に差はなく、問題ありませんでした。
![]() *秋田県内の地上高さ1メートルの通常時の数値は0.03〜0.09。 |
放射性セシウム濃度 |
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溶融処理により発生したガスや灰、排水などに含まれる“放射性セシウム134”と“137”を測定しました。ほとんどの項目で測定器が検出できる下限値(※)を下回り(不検出)、検出された数字(134と137の合算)も安全基準を下回りました。
放射性セシウムと同じく原子炉で発生する放射性物質“放射性ヨウ素”は、すべて不検出でした。 ※下限値について詳しくは市ホームページをご覧ください。
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シーベルトとベクレル、
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放射線とは放射性物質が放出するエネルギーのことで、放射線を出す能力を放射能といいます。シーベルトとベクレルは、その単位です。
●シーベルト→放射線の人体への影響を表す単位 ●ベクレル→放射線を出す能力の強さを表す単位 ![]() |
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