※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2014年8月1日号

平成27年4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタート

すべての家庭が安心して子育てできるために


 平成24年8月に成立した「子ども・子育て関連3法」に基づき、来年度から子ども・子育て支援新制度がスタートする予定です。新制度では、保護者のニーズにあった教育・保育の場を広げ、子育てをより一層手厚く支援します。

問い合わせ・ホームページ
 子ども総務課tel(826)9050 http://www.city.akita.akita.jp/city/ch/bs/shinseido/kosodateshien.htm

新制度での施設の種類と対象年齢

 小学校就学前の施設として、これまでは幼稚園と保育所の2つがおもに利用されてきました。新制度では、さらに、両方の良さを併せ持った「認定こども園」の普及を促進するほか、地域のニーズに応じた少人数の子どもを保育する「地域型保育」の実施を検討します。

■幼稚園(3歳〜5歳)
 →小学校以降の教育の基礎を作るため、幼児期の教育を行う施設です。昼過ぎころまでの教育時間のほか、園により預かり保育などを実施します。

■保育所(0歳〜5歳)
 →就労などのため、家庭で保育できない保護者に代わって保育を行う施設です。夕方ころまでの保育のほか、園により延長保育を実施します。

■認定こども園(0歳〜5歳)
 →幼稚園と保育所の機能や長所を併せ持ち、地域の子育て支援も行う施設です。0歳〜2歳児は家庭で保育できない保護者に代わって保育を行います。また、3歳〜5歳児は、保護者が働いているかどうかに関わらず利用できます。
*秋田市では、平成18年に認定こども園を導入しました。現在、7施設あります。

■地域型保育(0歳〜2歳)
 →少人数の単位で、0歳〜2歳児を預かる事業です。家庭的な雰囲気に近い環境で、きめ細かな保育を実施します

年齢と保育内容による3つの認定区分に応じて、施設を選択します

 施設の利用を希望する場合、市による認定が必要となり、認定区分に応じて利用先を選択することになります。保護者が行う手続きの時期や流れは、これまでと大きく変わりません。

■1号認定
 お子さんが満3歳以上で、教育のみを希望される場合
 →幼稚園、認定こども園
■2号認定
 お子さんが満3歳以上で、保護者の就労などにより、保育所などでの保育を希望される場合
 →保育所、認定こども園
■3号認定
 お子さんが満3歳未満で、保護者の就労などにより、保育所などでの保育を希望される場合
 →保育所、認定こども園、地域型保育

契約と保育料の支払先

●幼稚園、認定子ども園、地域型保育…利用者は、施設・事業者と契約し、保育料を施設・事業者へ支払います。
●保育所…利用者は市と契約し、保育料を市へ支払います。

新制度Q&A

Q.幼稚園の利用を希望する場合も、市の認定を受ける必要がありますか。
A.幼稚園を利用する場合は、1号認定になります。基本的には、入園の内定した園を経由して認定申請などの手続きができるようにする予定です。

Q.認定こども園のメリットは何ですか。
A.保護者の就労状況にかかわらず利用でき、途中で就労状況が変化しても継続して利用できる点が大きな特長です。

■新制度の詳しい利用手続きの流れや利用料金、秋田市で地域型保育として実施する事業の内容などは、今後の広報あきたでお知らせします。最新情報は、子ども総務課のホームページでご確認ください。


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