※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2015年4月3日号
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平成27年度秋田市予算の概要 |
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平成27年度がいよいよスタートしました。今年度の秋田市当初予算は、本市の行政改革大綱「県都『あきた』改革プラン」の成果を踏まえつつ、第12次秋田市総合計画「県都『あきた』成長プラン」(計画期間は平成23年度〜27年度)の総仕上げと次期計画での芽出しを含めた、元気な秋田市づくりをめざす積極型予算として編成しました。
※おもな事業内容はこちらへ ●問い合わせ 財政課tel(866)2052 |
■一般会計当初予算
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新庁舎工事風景。建物の形が見えてきました |
一般会計当初予算は前年度と比べて9.5%増加 |
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平成27年度の一般会計当初予算は1358億1800万円です。平成28年春に建物本体が完成する新庁舎の建設事業が本格化することや、新たに始まった「子ども・子育て支援新制度」に伴い、保育所などへの給付費が増えることなどにより、前年度と比べ9.5%増となりました。
また、秋田市には、特定の事業収入を直接その支出に充てるため、一般会計と区別した特別会計と、水道事業をはじめとする独立採算方式の企業会計があります。 特別会計は、国民健康保険事業会計や土地区画整理会計の予算規模が拡大することなどにより、前年度と比べ7・1%増となっています。 企業会計は、施設廃止に伴う特別損失(※)の減などにより4.0%減となりました。 ※通常の企業活動以外の、特別な要因で一時的に発生した損失のこと。 一般会計の歳入(下表1)のうち、おもな増減は次のとおりです。 ・市税(前年度比0.5%減)…地価の下落や、家屋の評価替えに伴う減価による固定資産税の減などを見込む ・地方交付税(前年度比3.1%減) ・市債(前年度比3.6%増)…防災行政無線移動系通信システム整備(9ページ参照)の増などによる ・譲与税・交付金(前年度比36.6%増)…地方消費税交付金の増などを見込む 一般会計の歳出(下表2の性質別)のうち、おもな増減は次のとおりです。 ・扶助費(前年度比8.4%増)…子ども・子育て支援新制度に伴う「保育所等給付費」の増などによる ・人件費(前年度比0.7%減)…退職手当の減などによる ・投資的経費(前年度比66.9%増)…新庁舎建設の本格化や、雄和統合小学校整備事業(9ページ参照)の増などによる ・公債費(前年度比1.4%減) ■性質別歳出の内容 ・扶助費…おもに福祉や医療に支出する予算。生活保護費、福祉医療費、保育所等給付費など ・投資的経費…将来市民の財産となるものに支出される予算。道路、公共施設建設など ・物件費…消耗品費、光熱水費、委託料など ・公債費…市の借入金を返済する予算 ・繰出金…特別会計に支出する予算 ・補助費等…補助金、報償金など ・その他…貸付金、積立金など 表1.<一般会計 歳入> ■項目別の内訳 表2.<一般会計 歳出>
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