※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2016年11月4日号

先人が残してくれた…(4)


石川理紀之助

弘化2年-大正4年
(1845-1915)
小泉村(現・金足)生まれ






 石川理紀之助は、江戸時代後期から大正初期にかけて農村経済の確立に多大な貢献をした指導者です。今年139回目を迎えた「秋田県種苗交換会」は、彼が県庁の役人時代に行った「種子交換会」が前身であり、その頃の思いは今も脈々と受け継がれています。
 39歳の時、それまで培った知識と技術を活かし、米価の下落などにより疲弊した農家を救おうと県庁を辞職。経済指導などを通じ、貧しい農村の救済と後進の育成に努めるようになり、県内外に活動の場を広げました。その功績を称え、「農聖」とまで呼ばれるようになった彼の足跡を、もうすぐ上演されるミュージカルで確かめてみては。

*文書法制課ホームページに「秋田市の先人」を掲載しています。
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/dc/hs/senjin/senjin.htm


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