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  2015-2016(平成27年度)

企画展

掌中の珠−高円宮家コレクションの根付−
4月26日(日)〜6月7日(日)

 根付とは、印籠や巾着、煙草入れなどを帯にはさむために吊下げ、紐の先に付ける留め具です。町人文化が爛熟期 を迎えた江戸時代後半には、根付の装飾的な側面が意識されるようになり、象牙や黄楊、黒壇、琥珀など様々な素材を用い、巧緻な細工を施した名品がお洒落な 男性の身辺を飾っていました。明治時代になり、洋装が定着し根付の需要は減少したものの、海外でその高い芸術性が評価され、現在でも、伝統を受け継ぎながら、多種多様な素材とデザインの根付が創り出されています。
 本展では、高円宮殿下が妃殿下とともに蒐集された世界有数の根付 コレクションより選りすぐった印籠、緒締などを含む約260点により、一つ一つに斬新な意匠と創意工夫の凝らされた、日本が誇る「掌の芸術」の世界を紹介 します。また、両殿下が宮中行事の際に着用された装束や殿下思い出の品々などをあわせて展示します。



キュー王立植物園所蔵
イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々

7月10日(金)〜8月30日(日)

 自然の景観を生かし、様々な草花が美しいハーモニーを奏でるイングリッシュ・ガーデン(英国式庭園)。その植物の多くは大航海時代以来、飽くなき冒険と探 求によって、世界中から集められたものであり、イングリッシュ・ガーデンは英国人による植物への憧れと情熱の結晶といえるでしょう。
 本展では、世界有数の植物学の研究施設であり、ユネスコ世界遺産にも登録されているキュー王立植物園の全面的な協力のもと、植物研究や造園の分野などで イングリッシュ・ガーデンの成立に貢献した人々の歩みをはじめ、同園の所蔵する世界最大のボタニカル・アートコレクションより17世紀から現代までの貴重 な植物画の数々、さらにウィリアム・モリスらの自然や植物をモチーフとした工芸品を含めた約150点をご紹介します。
近年日本でも人気の高いイングリッシュ・ガーデンを彩る美しい花々の競演をお楽しみください。



「日本のわざと美」展−重要無形文化財とそれを支える人々−
前期:10月24日(土)〜11月15日(日)
後期:11月17日(火)〜12月6日(日)

 日本の工芸分野では「人間国宝」と呼ばれる重要無形文化財の保持者や保持団体が高度な工芸技術を守り伝えてきました。
 本展では、これまで認定されてきたのべ約170名の人間国宝による陶芸、金工、染織、漆芸をはじめとした各分野の作品194件を一堂にご紹介します。さ らに、工芸技術の表現に欠くことのできない用具や材料の生産など、文化財を支える選定保存技術についても関連資料とともに展示いたします。
 過去、現在、そして未来へと守り受け継がれていくべき、比類無き「わざ」と多彩な「美」の世界をお楽しみください。



コレクション展

秋田蘭画の世界

9月14日(月)〜10月12日(月・祝)

 江戸時代の後半に、秋田藩8代藩主佐竹義敦(号・曙山)や藩士の小田野直武らによってはじめられた秋田蘭画。西洋や中国の絵画から合理的な視覚と写実的 な表現を学びとり、画面に遠近感と立体感をもたらす手法は画期的で、日本の絵画の歴史に新たな境地を拓いたものとして高く評価されています。
 本展では平成26年度に県指定文化財となった6点を含む秋田蘭画を、江戸の洋風画や南蘋(なんぴん)派の花鳥画など関連作品とともに展観し、写実絵画の 静謐な美の世界を紹介します。また、寺崎廣業、平福百穂らが近代的な感覚で自然を捉えた作品も、併せて展示します。



四季遊記 絵のなかの春夏秋冬
3月7日(月)〜4月5日(火)

 日本人は古くから四季のうつろいを季節ごとに咲く花々や行事で楽しんできました。本展では、日本人の四季ごとの植物を愛でる思いの込められた作品の数々を、着色画を中心とした「描かれる四季」、水墨画による「草木の品格」、版画による「季節を楽しむ人々」の3つにわけてご紹介します。


岡田謙三記念館

第T期 2月7日(土)〜4月12日(日)
第U期 4月26日(日)〜10月12日(月・祝)
第V期 12月18日(金)〜2月28日(日) 「岡田謙三−色彩・形・マチエール−」
第W期 3月7日(月)〜5月29日(日)