〒010-0001 秋田市中通二丁目3-8(アトリオン内)
電話 018-836-7860(代) FAX 018-836-7862
E-mail 
ro-edss@city.akita.lg.jp



                 
千秋美術館トップ

美術館概要・利用案内

展覧会年間スケジュール
 過去の展覧会

イベント情報

主な収蔵作品

収蔵作品検索システム

展覧会図録

子ども・学校向けプログラム

美術館パスポート

各種申請

  2017-2018(平成29年度)

企画展

有田焼創業400年記念
明治有田超絶の美 万国博覧会の時代

4月22日(土)〜6月18日(日)

 佐賀県有田町は、1610年代に日本ではじめての磁器が焼成された地として知られています。創業開始以来、各時代の需要に応じながら生産を続け400年の歴史を有しています。華やかで精緻な有田焼は国内の需要にとどまらず、17世紀後半頃からヨーロッパへも輸出され、各国の王侯貴族にも愛されていました。
 明治時代の有田焼は、政府の貿易自由化による販路拡大、殖産興業製品としての万国博覧会への出品など、急速な近代化のなかで世界の舞台へと進出しました。西洋からの技術導入によりそれまでの製法や表現に変化が生まれ、当時の職人たちは巨大でありながら細密描写を尽くした新たな作品を生み出しました。
 本展では、もはや再現不可能といわれる超絶技巧を駆使した約110件の磁器に加えて、有田焼の制作工程や当時の嗜好がうかがえる貴重なデザイン画についても一堂にご紹介いたします。明治時代に世界を魅了した絢爛豪華な作品の数々をお楽しみください。



マリメッコ展−デザイン、ファブリック、ライフスタイル
7月22日(土)〜9月3日(日)

 フィンランドを代表するデザインハウス、マリメッコは1951年、アルミ・ラティアによってヘルシンキで創業されました。テキスタイルデザインを学んだのち、広告代理店で経験を積んだラティアの元へ才能あるデザイナー達が集い、優れたデザインと巧みなPR戦略によって、60年代には世界的なブランドへと成長していきます。マリメッコが生み出す布地の柄は、多くがフィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得つつ、大胆でカラフル、抽象的なデザインでした。そうした柄の映えるシンプルなカッティングの服は、高い人気を呼びます。その後製品は家庭用品やインテリアにまで展開され、マリメッコは今日、日本を含む世界中で絶大な人気を誇っています。
 本展は、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料などを通して、マリメッコの60年以上にわたる歴史をたどり、個性あふれるデザイナーの仕事ぶりと活躍を紹介する、国内初の大規模な巡回展です。



遠山記念館名品展 至高の日本美術
9月23日(土)〜11月5日(日)

 遠山記念館は、日興證券の創立者である遠山元一氏が蒐集した美術工芸品を公開するため、昭和45年、故郷の埼玉県比企郡川島町に開館しました。そのコレクションは元一氏が母のために建設した和風建築の大邸宅を彩った日本と中国の書画や陶磁器をはじめ、エジプトやアンデスの美術品などを含んでおり、作品数は1万点余りにおよびます。
 本展では、王朝文化の精華を伝える《佐竹本三十六歌仙絵 頼基像》や江戸元禄期を代表する画人・英一蝶による《布晒舞図》といった同館が所蔵する重要文化財6件をはじめ、コレクションより厳選された日本美術の名品65件を紹介します。



コレクション展

高橋萬年と館岡栗山
11月17日(金)〜12月24日(日)

 詩情豊かに都市や田園の風景を描いた高橋萬年。郷土の祭りや伝統風俗を描いた作品で親しまれる館岡栗山。ともに院展を舞台に制作を続け、秋田の日本画壇の中心となって活躍した二人の作品を紹介します。


秋田蘭画と寿ぎの美
1月4日(木)〜2月12日(月・祝)

 江戸時代の後半に、秋田藩8代藩主佐竹義敦(号・曙山)や藩士の小田野直武らによって始められた洋風画・秋田蘭画。そこに描かれた牡丹や蓮、獅子、富士山などは、富貴、子孫繁栄、不老長寿などの願いが籠められた吉祥モチーフです。
 新春にあわせて開催する本展では、同時代の戸村後草園や司馬江漢、伊藤若冲、近代の寺崎廣業、平福百穂など、当館が所蔵する絵画や工芸作品に特別出品作品を加えた約50件の作品により、さまざまに表現された寿ぎの美を紹介します。
 またこのたびは、今年度新たに収蔵した伊藤若冲の「雨龍図(あまりょうず)」をお披露目いたします。独創的な水墨技法と機知に富んだ表現で、空想上の動物に生命力を吹き込もうとした、近年随一の人気画家若冲と、実際に目にしたことがない動物をも限りなく本物に近づけようと描いた、秋田蘭画の旗手直武との対決もご注目ください。



絵画の温度
2月22日(木)〜3月25日(日)

 強い日差しが降り注ぐ夏の浜辺や風が吹き抜ける大地、人々が集う室内など、さまざまな情景が描かれる絵画。本展では、「あたたかさ」や「冷たさ」といった画面に漂う温度に焦点をあて、モチーフや色の用い方の違いにより変化する多様な洋画表現の世界を約40点により紹介します。


岡田謙三記念館

第T期 2月9日(木)〜6月18日(日) 「色とかたちの調べ」
第U期 6月23日(金)〜 11月5日(日)
第V期 11月17日(金)〜2月12日(月・祝)
第W期 2月22日(木)〜5月20日(日)