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  2004-2005(平成16年度)

企画展

THEドラえもん展
4月23日(金)〜6月20日(日)

 1969年にコミックキャラクターとして誕生した「ドラえもん」は、日本のMANGA文化を代表する作品のひとつとして、多くの人々に親しまれています。2112年の未来からやってきたネコ型ロボット「ドラえもん」は、世代を越えて限りない夢と冒険と希望のメッセージを与え続けてきました。
 本展覧会は、「あなたのドラえもんをつくってください」という依頼状から始まりました。美術・映像・写真・グラフィック・音楽などさまざまな分野で活躍するアーティスト30人がこれを受けて、「わたしのドラえもん」に取り組みます。現代日本を代表する気鋭のクリエイターたちの手によって、アートとして生まれ変わった「ドラえもんワールド」をご紹介します。



開館15周年記念・秋田魁新報社創刊130年記念
無言館所蔵作品による戦没画学生〜「祈りの絵」展
併設展:戦争と秋田の作家たち

7月16日(金)〜8月25日(水)

 振り返れば20世紀は「戦争の世紀」であったといえます。とりわけ第二次世界大戦ほど、私たち日本人のこころに深い傷を残した戦争はないでしょう。しかし、1945年(昭和20)の終戦から五十数年が過ぎ、戦争を知らない大人とその子供たちにとって、それははるか昔のでき事になっています。
 長野県上田市にある無言館には、画家を志しながらも、太平洋戦争で若くして命をおとした画学生たちの作品や遺品が展示、保存されています。
 このたびの展示では無言館の協力のもと、志なかばにして戦地に散っていった画学生たちの作品を展示、"描きたい"と願いつつも戦地へと旅立たざるを得なかった若者たちの祈りの心を伝えます。
 また、併設展「戦争と秋田の作家たち」では、戦争の時代を秋田の郷土作家たちがどう生きたか、そして作家たちの心に投げかけられた戦争という歴史的事実が、その後の制作にどういった影響を与えていったのかを探ります。
 戦後六十年を前に、画学生たちの美術に対する純粋な心の様や、秋田の作家の生き方や作品を、いま一度戦争や平和といったものを通して改めて見つめます。



ジャパニーズ・モダン展−剣持勇とその世界−
9月4日(土)〜10月3日(日)

 剣持勇(1912-1971)は、1932年に東京高等工芸学校木材工芸科を卒業し、商工省工芸指導所に入所して以来、一貫して日本のデザイン界において指導的な立場に立って牽引し続けました。
 指導所時代には、来日したブルーノ・タウトの薫陶を得て、モダンデザインの実践に邁進し、家具の規格化などに大きな成果をあげました。1955年には独立してデザイン事務所を構え、折から日本の戦後建築がモダニズムの興隆を迎えるなかで、丹下健三、佐藤武夫、前川国男、芦原義信らとの共同作業を通じ、建築空間に独自の個性を発揮していきました。
 このたびの展覧会では、剣持デザイン研究所の全面協力を得て、[I:初発の意志][U:交流と離陸][V:家具からインテリアへ][W:追い求めたもの][X:触れる]をテーマに、約230点のデザイン・ワークを紹介。イサム・ノグチ、イームズ、猪熊弦一郎、渡辺力、豊口克平(秋田県出身)ら、同時代人たちとの関わりにも触れ、剣持勇の生涯に渡る活動を回顧します。かつての日本のモダン・デザイン界が抱え込まざるを得なかった課題や葛藤なども見つめながら、「ジャパニーズ・モダン」の世界をさぐります。



秋田市建都400年記念 秋田市の文化財展
前期:10月22日(金)〜11月14日(水)
後期:11月19日(金)〜12月12日(日)

 平成16年は秋田市建都400年の年にあたります。また新世紀に向けて郷土の歴史の集大成として秋田市史が編纂されていると同時に、平成13年には秋田市教育委員会より『秋田市の文化財』が刊行されています。
 本展では、秋田市内に現存する国、秋田県、秋田市指定の文化財を、秋田市千秋美術館、秋田市立赤れんが郷土館、秋田市立佐竹史料館の本市文化施設において一時期に展示し、郷土の歴史・文化を紹介します。
また、大正期まで佐竹氏が所蔵し後世に伝えられ、今もなお<佐竹>の名を冠して呼ばれている「佐竹本三十六歌仙」と第一級の模写本をあわせて展示し、当時の姿を紹介します。



風景を描く−秋田ゆかりの日本画家たち−
2005年1月4日(火)〜2月13日(日)

 自然の風景は、見る者の心を和ませ、包み込む、大きな力を持っています。画家は何を思い、風景を描くのでしょう。眼の前の風景をありのままに忠実に再現することに喜びを見いだす画家、自らのイメージを膨らまし、現実にはありえない憧憬の世界、神秘の世界という、新しいイメージを生み出すことに喜びを感じる画家など、その表現の欲求は多様です。
 豊かな自然に囲まれ、古来美しい花鳥風月を描き、理想郷を山水として描き表してきた日本の絵画は、西洋文化との出会いによって近代的な見方を獲得し、新しい景観を発見しました。そして、画家たちは伝統を生かしながら、あるいはその枠を大きく打ち壊しながら、新しい日本画の創出に心をくだき、様々な表現を試みてきたのです。
 秋田ゆかりの画家たちも、中央画壇でその牽引役を果たし、また、地方にあって独自の道を切り開き、私たちの心に残る作品を制作してきました。このたぴは、そうした近代以降の秋田ゆかりの画家たちの作品を、主題別に「暮らしの情景」「自然の造形」「幻想の世界」の3章構成で紹介し、画家たちの風景を見つめるまなざしを確かめながら、日本画の豊かな表現に触れ、親しむ機会といたします。



コレクション展

館蔵写真展−ぬくもりのある風景−
2005年2月19日(土)〜4月10日(日)

 当館所蔵の木村伊兵衛と、木村の提唱したリアリズム運動に参加、共鳴・私淑し主に農婦を撮影した大野源二郎、現在も県内アマチュア写真家の指導者的存在である岩田幸助による写真作品の中から、子どもや親子・家族をテーマにした作品を紹介します。


岡田謙三記念館

第T期 3月12日(金)〜6月6日(日)
第U期 6月11日(金)〜9月5日(日)
第V期 9月10日(金)〜12月5日(日)
第W期 12月10日(金)〜2005年3月6日(日)  「色彩の画家-OKADA」
第X期 3月11日(金)〜6月5日(日)