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  2005-2006(平成17年度)

企画展

ウィーンの夢と憧れ−世紀末のグラフィック・アート
4月22日(金)〜6月12日(日)

 19世紀末のウィーンでは、クリムトを中心に結成されたウィーン分離派が、建築、美術、工芸を統一し、芸術を生活に浸透させる新しいスタイルの創造に向けて様々な挑戦を試みました。彼らの精神は、街角を飾るポスター、部屋の壁紙や書棚に並ぶ書物の装丁と挿絵、カレンダーやポストカードといったグラフィック・アートにより、人々の間に浸透していきました。
 本展は、クリムト、シーレ、ココシュカらの画家、ホフマン、モーザーなど建築デザイン分野の主な作家を網羅した約350点にも及ぶ作品により、世紀末ウィーンのグラフィック・アートの全貌を紹介するものです。「ウィーン」「書斎」「夢」の三部構成により、街角や書斎で人々が手にした視線から、時代のエッセンス、人々が追い求めた夢と憧れの世界を存分にお楽しみください。



サントリー美術館コレクション ガラス・光と煌めき 〜技法による4つのアプローチ〜
7月16日(土)〜8月24日(水)

 豊かな表現力を秘めた素材・ガラス。紀元前から始まるその長い歴史の中で、ガラスは様々な技術の発展を遂げながら世界中の人々の生活文化を彩ってきました。特に15世紀後半は、イタリア・ヴェネチアン・グラスが繁栄し、ガラスに芸術性をもたらすきっかけとなり、各国のガラスの発展に大きく影響を及ぼしました。
 本展はガラスの分野で約1000点にのぼる充実した内容を誇るサントリー美術館コレクションより、洋の東西を問わず、16世紀〜20世紀初めの優品約130点をご紹介します。「吹く」「彫る」「描く」「刻み込む」という代表的な4つのガラス技法を通して、その限りない魅力にせまります。
世界各地で生み出されたガラスの表情に、国境や文化を越えどのような共通点がみられるのか、また、生活習慣などにより、いかなる相違点が表れてくるのかなどを垣間見つつ、光と煌めきの世界をお楽しみください。



Yoshiko in PARIS 〜平沢淑子アートの軌跡〜
9月2日(金)〜10月10日(月・祝)

 本来の自分自身を求め、アナウンサーから画家へと転身、現在もパリで制作活動を続けている平沢淑子は、その多感な少女時代を秋田で過ごしています。
 1939年中国東北地方(旧満州)に生まれた平沢は、県立秋田北高等学校、慶應義塾大学文学部を卒業後、63年NHKアナウンサーとなります。しかし、73年偶然パリを訪れたことをきっかけに渡仏、一転して画家を志します。75年リヨンアートセンター・国際現代美術展で大賞、76年にはカーニュ=シュル=メール美術館・第8回国際絵画フェスティヴァルで特別奨励賞を受賞し、77年パリで初めての個展を開催しました。油彩技術を独学で学ぶことにより、形而上学的絵画、シュルレアリスムの形式を体験的に習得、その後は精神性と哲学性が増した変容する水と光の不思議なエネルギーをテーマとした作品を次々と発表していきます。そして、83年日本での初個展開催、89年ロシア、2002年エジプト・カイロ、03年スイス・ジュネーヴ、とヨーロッパを中心に各国で展覧会が行われています。
 本展では、シュルレアリスムとの出会いと詩的発想をもとに制作された初期作品から、20年前より手がけているシリーズ「ウォーター.ピラミッド」、そして発光ダイオードによる近作までを展示、その精神性高いアートの世界を紹介いたします。



東京国立近代美術館工芸館名品展 近代工芸の精華
10月21日(金)〜12月11日(日)

 東京国立近代美術館工芸館は、昭和52年の開館以来、陶磁、染織、金工、漆工、ガラス、木工、竹工などさまざまな分野にわたり、明治から現代に至るまでの代表的な工芸作品を収集しています。2000点を超えるそのコレクションには、日本の近代工芸の歴史を概観するうえで欠かすことのできない名品が揃っています。
 本展覧会は、工芸館の所蔵する作品の中から、各分野を代表する作家110名の優品により、近代工芸の流れをたどりながら、その魅力に迫るものです。人間国宝と呼ばれ伝統的な技法を受け継ぎ、錬磨し、その「わざ」を創作に活かした名匠たちの逸品から、より造形的志向で素材と技術に取り組み、新しい表現の獲得を目指した作家たちの作品まで、多彩な展開をみせる工芸の世界をお楽しみください。



日本芸術院所蔵 芸術院の日本画展
2006年1月4日(水)〜2月19日(日)

 日本芸術院は、美術、文芸、音楽など、芸術上の功績が顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関として、大正8年に帝国美術院として創設されました。以後昭和12年に帝国芸術院に改組、昭和22年に日本芸術院と改称し現在に至ります。同院は、芸術の発展に寄与する使命を帯び、日本芸術院賞、恩賜賞の授与を行うほか、それらの作品を収集し、公開するなど、日本の芸術文化の振興をはかり、文化行政においても大きな役割を果たしています。
 本展では、日本芸術院が所蔵する昭和・平成の日本画の名品から約60点を一同に展示いたします。日本画の変遷および、日本芸術院が果たしてきた役割を紹介するとともに、川合玉堂、横山大観、東山魁夷、高山辰雄、片岡球子ら、現代日本画を築き上げてきた作家たちの出世作・代表作ともいえる作品の数々により、日本画の持つ多様性や、表現の豊かさをお楽しみください。



コレクション展

秋田蘭画を中心に
6月18日(土)〜7月7日(木)

 秋田蘭画は、江戸時代後期に西洋画の写実画法を学んで描かれた洋風画であり、当館ではこれを収集の柱としています。本展では小田野直武、佐竹曙山らの代表的な作品を中心に近世の絵画を紹介します。


風景との出会い−館蔵洋画にみる風景表現−
2006年3月3日(金)〜4月16日(日)

 西洋においてジャンルとして風景画が確立したのは17世紀。また、日本においても山水画や浮世絵といった独特の風景表現が生み出され、西洋でも日本においても絵画における風景描写は長い歴史を持っています。そして、明治以降の本格的な油彩画技法の流入は、画家にとってより多彩な絵画表現を可能なものとし、明治に創刊された雑誌美術批評に「風景画」という言葉が初めて登場、人物画、静物画などとともに風景画のジャンルが確立されました。
 このたびの展示では、館蔵洋画のなかから「風景画」というキーワードから生み出された作品の多様な表現、画家たちの多彩なイメージとその魅力を探ります。



岡田謙三記念館

第T期 3月11日(金)〜6月5日(日)
第U期 6月10日(金)〜9月4日(日)  「花を描く」
第V期 9月19日(金)〜12月4日(日)
第W期 12月9日(金)〜2006年3月5日(日)
第X期 3月10日(金)〜7月17日(日)