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  2007-2008(平成19年度)

企画展

丸沼芸術の森所蔵 ベン・シャーン展 −線に宿る魂−
4月21日(土)〜6月10日(日)

 アメリカ美術を代表する画家の一人、ベン・シャーン(1898-1969)は、リトアニアのユダヤ人家庭で生まれ、8歳の時、家族と供にニューヨークに移住しました。13歳から石版画工房の見習いで働きながら、画家としての活動を始めました。彼の作品は、無実の罪で裁かれた人々の姿や、アメリカの公民権運動、被爆した日本の漁船「第五福竜丸事件」を描くなど、一貫して迫害や差別、貧困といった社会問題をテーマに制作されています。静かに正義を叫ぶかのような、彼独特の描線は、世界中のグラフィックアーティストたちに、多大な影響を与えたと言われています。
 本展では、丸沼芸術の森(埼玉県朝霞市)が所蔵する約200点の作品により、ベン・シャーンの魅力を紹介します。



わくわく、ドキドキ、地球へのメッセージ展〜地球環境世界児童画コンテストより〜
7月20日(金)〜8月29日(水)

 地球の環境を守ることは、地球上に住むすべての人たちにとって大切な問題となっています。「地球環境世界児童画コンテスト」は「絵をえがくことを通して子どもたちに地球環境について考えてもらいたい」と願って、1999年(財)日本品質保証機構が、ユニセフ東京事務所の後援をうけて始めました。
 この展覧会では、第5・6・7回の入選作品から、約120点を紹介します。ゆたかな自然を愛し、大好きな家族や動物といっしょのくらしを思う世界の子どもたちからのメッセージをご覧ください。



秋田蘭画とその時代展
前期:9月27日(木)〜10月 14日(日)
後期:10月16日(火)〜11月 4日(日)

 秋田蘭画は、18世紀後半の江戸で、秋田藩主の佐竹義敦(号・曙山)とその藩士小田野直武が中心となって創始した、極めて斬新な洋風画です。西洋や中国の写実的な絵画の要素を取り入れて、対象に迫り、自然の色彩や質感を徹底して再現したその作品は、静謐な美を湛えています。
 本展では、秋田蘭画の代表作品を、南蘋派の精緻な写実描写による花鳥画や、松平頼恭、細川重賢ら博物趣味を持つ大名たちが制作した動植物の図譜など、当時の写実的な絵画との関わりの中で展観します。さらに、曙山直武らが真摯に取り組んだ絵画技法を紐解きながら、秋田蘭画の写実表現の魅力に迫ります。



〜カメラ・アイ〜木村伊兵衛が 視た秋田
11月22日(木)〜2008年1月20日(日)

 日本の近代写真史を代表する写真家の一人、木村伊兵衛の戦後の傑作といわれるシリーズ 〈秋田〉は、撮影に約20年を要し、その一連の作品は、当時の農村の姿に日本の縮図を捉えた一種のルポルタージュともなっています。そして、木村に人間を 写す希望と自信を与えたのが、この秋田での撮影であったと本人が述懐しています。
 このたびの展覧会では、シリーズ〈秋田〉により、1950〜60年代の秋田とそこに生きる人々の姿を、さまざまな角度から紹介します。本人や撮影同行者 たちのことば、コンタクト・プリントなどの資料とあわせ、木村がとらえた「秋田」での時間と空間を感じてください。

            

光のかなたへ〜ヨーロッパ絵画・バロックから近代へ 〜
2月2日(土)〜3月30日(日)

 バロックとは「歪んだ真珠」を意味するポルトガル語に由来する言葉といわれています。15・16世紀イタリアを中心に発展したルネサンス美術の秩序と調和のとれた古典的な様式に対して、バロック美術は躍動感や緊張感、光と影の強烈なコントラストといった表現で17世紀ヨーロッパ各国において展開していきました。このたびは、バロック絵画から19世紀のリアリズムを中心とした近代絵画までを宗教画、世俗画、肖像画、風景画、風俗画など58点で紹介します。
 本展覧会は「伝統的な手法によって描かれた正統派のヨーロッパ絵画」をテーマに蒐集された長坂コレクションによるものです。当時の市民の身近な存在として愛され、親しまれたこれらの作品は、時代の雰囲気や好みをよく伝えています。バロックの闇を照らす光から、近代の光と色彩のハーモニーまで、多様な表現を味わいながら西洋美術をお楽しみください。



コレクション展

アートの散歩道〜日本画編〜
6月16日(土)〜7月16日(月・祝)

 当館の所蔵品より、近世から現代までの代表的な日本画作品約30点を展示します。時代の特徴や作家の個性を反映した、それぞれの作品世界をご鑑賞ください。


アートの散歩道〜洋画編〜
7月20日(金)〜9月17日(月・祝)

 小西正太郎から現在活躍中の画家まで、秋田の洋画家の作品を展示しました。あなたの大切な時間は、千秋美術館で芸術の世界に触れながら、ゆっくりと散歩してみませんか。きっと、懐かしい画家との再会も待っています。


岡田謙三記念館

第T期 3月16日(金)〜7月22日(日)
第U期 7月27日(金)〜11月25日(日)
第V期 11月30日(金)〜2008年3月9日(日) 「KENZO・具象表現の魅力」
第W期 3月14日(金)〜7月21日(月・祝)