たばこ

(第5章 第3節 重点分野別の指標と取り組み)  

健康あきた市21


最終更新 2003.12.09


重点分野別目標

たばこの害について学び、吸う人も吸わない人もたばこの害から身を守りましょう。

個別目標

(行動目標)

  1. 未成年者の喫煙をなくしましょう
  2. たばこが健康に及ぼす影響について知識を深めましょう

(環境目標)

  1. たばこの害から身を守るために、受動喫煙を防ぎましょう
  2. 公共の場での分煙・禁煙を進めましょう

目標 : 未成年者の喫煙をなくしましょう。

たばこ −行動目標1

ライフステージ:幼年期、少年期、青年期

現状値 目標値

未成年者の喫煙率
(15歳以下の喫煙経験がある子供)
0.6%
平成14年市民健康意識調査

未成年者の喫煙率
                    
0%


これからの取り組み
 未成年者の喫煙は法律で規制されていることはもちろんですが、身体的、精神的に様々な害をもたらします。喫煙の開始年齢が早いほど早世(早死)する場合が多く、未成年の時からの喫煙は、がんや心臓病による死亡率が高い傾向にあります。
 このため、現在行われている学校教育に加え、地域の中でも「たばこの害知識普及事業」により、たばこの害に関する情報提供を行い、未成年者の喫煙防止につとめます。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 健康教育事業


  • たばこの害知識普及事業


   

目標 :たばこが健康に及ぼす影響について知識を深めましょう。

たばこ −行動目標2

ライフステージ:青年期、壮年期、中年期、高年期

現状値 目標値

たばこを
吸うことによって
かかりやすくなる
病気を知っている
人の割合
肺がん 98.1%
気管支炎 62.9%
ぜんそく 55.8%
低体重児・
未熟児等の出生
52.4%
心臓病 41.0%
脳卒中 25.3%
胃潰瘍 23.1%
歯周病 18.2%
平成14年市民健康意識調査

たばこを
吸うことによって
かかりやすくなる
病気を知っている
人の割合
肺がん 100%
気管支炎
ぜんそく
低体重児・
未熟児等の出生
心臓病
脳卒中
胃潰瘍
歯周病


これからの取り組み
 喫煙は、がんや生活習慣病の危険因子であるとともに、妊婦の場合は胎児奇形や未熟児出生の因子でもあります。
 また、小児ぜんそくの患者には両親の喫煙率が高い傾向にあり、たばこは本人のみならず、周囲の人の健康にも大きな影響を及ぼします。
 このため、「たばこの害知識普及事業」により、たばこの害に対する正しい知識の普及につとめるとともに、禁煙希望者に対する支援体制の整備につとめます。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 健康教育事業


  • たばこの害知識普及事業


  • 禁煙相談


目標 : たばこの害から身を守るために、受動喫煙を防ぎましょう。

たばこ −環境目標1

ライフステージ:幼年期、少年期、青年期、壮年期、中年期、高年期

現状値 目標値

たばこを吸う時に周囲に
気をつかわない人の割合   
 6.8%
平成14年市民健康意識調査

子どもへのたばこの害について
特に配慮していない人の割合
26.7%
平成14年市民健康意識調査


たばこを吸う時に周囲に
気をつかわない人の割合   
0%
 

子どもへのたばこの害について
特に配慮していない人の割合
0%
 


これからの取り組み
 喫煙は、本人の健康のみならず、たばこの火からでる副流煙によって、周囲の人の健康にも大きな影響をもたらすことになります。特に、胎児期を含めて幼年期、少年期の子どもはたばこの害から自分の身を守る事ができません。
 たばこの害から身を守るため、「たばこの害知識普及事業」により受動喫煙による健康への影響につい
て知識を普及していきます。

受動喫煙とは
 喫煙者のまわりの人が、たばこの煙を吸わされることをいいます。たばこの火がついている部分からで
る煙(副流煙)は、喫煙者が吸い込む煙(主流煙)より有害物質が高く含まれており、たばこを吸わない人
でも副流煙を吸うことにより、健康に大きな害を与えます。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)
  • 健康教育事業

  • たばこの害知識普及事業
  • 喫煙マナー推進運動



目標 : 公共の場での分煙・禁煙を進めましょう 。

たばこ −環境目標2

ライフステージ:幼年期、少年期、青年期、壮年期、中年期、高年期

現状値 目標値

公共機関で分煙および
禁煙をしている施設数
今後調査


公共機関で分煙および
禁煙をしている施設数
増 加


これからの取り組み
 公共施設は多くの方々が出入りするため、喫煙室や分煙装置などを設けていない場所での喫煙は、副
流煙により不特定多数の人の健康にも大きな影響を与えることになります。最近では喫煙室や分煙装置
を設置する公共施設も多くみられますが、未だに分煙・禁煙等の未実施の施設も多く、受動喫煙を防ぐた
めの環境づくりが必要となっています。
 このため、今後、分煙・禁煙している施設の把握につとめるとともに、公共施設での分煙・禁煙への取り
組みを「喫煙マナー推進運動」により啓発していきます。

分煙とは
 たばこを吸う空間および時間を分けることをいいます。公共施設・病院などについては完全禁煙の実施が
望ましいことですが、喫煙者のストレス等を配慮し、分煙とともに禁煙を推進していく必要があります。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)
  • 健康教育事業

  • たばこの害知識普及事業
  • 喫煙マナー推進運動



<お問い合わせ先>

秋田市保健所保健総務課
郵便番号 010−0976
住所 秋田市八橋南一丁目8番3号
TEL 018−883−1170
FAX 018−883−1171
E−Mail ro-hlmn@city.akita.akita.jp

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