品目名 | 実証 内容 |
実証内容 | 設置場所 | 実証結果 | 実証ほ場写真 | |
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1 | ねぎ | 品種 | 品種「TSX515」 ・主要品種「夏扇4号」との収量、品質比較 |
雄和左手子 | 主要品種「夏扇4号」とほぼ同等の品質及び収量であり、実用性は十分ある。どちらかといえば秋冬向き品種ではないかと思われる。 | |
2 | ねぎ | 品種 | 品種「TSX515」 ・主要品種「葵の剣」との収量、品質比較 |
下新城長岡 | 試験区、対照区ともに大きな違いは見られず、収量は比較的良い結果となった。「TSX515」が対照区の「葵の剣」より太りがよく、2Lサイズが多く収穫され、2L(30本詰め)規格が多く得られた。 | |
3 | えだまめ | 資材 | 葉面散布剤「ジャックスパワー」 ・開花期の猛暑・干ばつによる不稔対策効果の検証 |
豊岩豊巻 | 試験散布までは順調に経過したが、散布後の着莢期以降ダイズサヤタマバエの発生で莢伸びせず収穫皆無となり、効果については明らかにできなかった。 | |
4 | ダリア | 肥料 | 微量要素肥料「しらさぎ」「グリーンセットU」「ライムショット」 ・施用による露芯花抑制効果の検証 |
雄和種沢 | 早期露芯が抑制できたのかは不明であるが、生育において慣行区よりも根張りや地上部がしっかりと堅く育つことなど、良好な生育を補助する肥料であることが確認された。 | |
5 | ダリア | 農薬 | 土壌消毒剤「クロールピクリン」 ・処理による連作障害(青枯病)対策効果の検証 |
雄和萱ヶ沢 | 土壌消毒剤「クロールピクリン」処理により青枯病の発生はなく、非常に高い防除効果が認められた。 | |
6 | ブロッコリー | 品種 | 品種 「翠麟」 ・夏どり作型の適応性、耐暑性の判定 |
四ツ小屋 | 試験品種「翠麟」は栽培環境に比較的鈍感で、気象変動に十分耐えうる品種であると推察される。6月下旬から7月上旬どりの品種として有望である。夏どり品種として来年度より推奨していきたい。 | |
7 | ちんげんさい | 栽培 | 施設直播栽培 ・省力化の検証 |
四ツ小屋 | 施設直播栽培は、発芽と初期生育さえ確保できれば、十分可能であり省力化の面においては実用的である。 | |
8 | こまつな | 品種 | 品種「国芳」 ・高温期の作型での耐暑性、高収量性の判定 |
雄和向野 | 「国芳」は発芽と発芽後の揃いが良く、葉色も濃く、高温化でもじっくり伸長することを確認できた。特に、立性がとてもよく、降雨、干ばつ続きでも徒長や生育不良がなく、収穫時の草姿も見栄えがよく普及性はある。 | |
9 | こまつな | 品種 | 品種「夏の甲子園」 ・高温期の作型での耐暑性、高収量性の判定 |
雄和向野 | 「夏の甲子園」は発芽に少々ムラがあり、栽培条件や天候条件により生育に差がでる品種である。「国芳」と比較して栽培期間が長く、じっくり生育タイプであることから夏期用品種として適している。 | |
10 | アスパラガス | 肥料 | 肥料「パワフルアスパラ520」 ・微量要素欠乏による生理障害軽減と品質向上効果の検証 |
河辺大沢 | 当年施用の肥料の影響は、翌年の萌芽、収量・品質に反映されるため、効果の評価は次年度以降となる。また、株年生が古いほど改善効果がすぐに現れないので、複数年の利用と収穫の推移を見ていきたい。 | |
11 | トマト | 肥料 | 有機質とコーティング肥料配合基肥肥料「スーパーとま太郎」 ・生育期間中の安定肥効の検証 |
豊岩豊巻 | 生育中期(第1果房収穫始め/7月上旬)に青枯病が発生し、急速に株が枯死し、収量、品質等のデータが収集できなかった。 | |
12 | 加工用トマト | 肥料 | 「加工トマト専用肥料」(追肥省力タイプ) ・慣行肥料との比較 |
雄和種沢 | 草勢等、生育は変わらなく、収量が若干、加工トマト専用肥料(追肥省力タイプ)が少なかった。実用性については、慣行の加工トマト専用448より安価になれば可能性があると思われる。 | |
13 | キャベツ | 肥料 | 基肥重点型肥料「パワフル葉菜」 ・初期生育の安定と作業体系および追肥の省力化の検証 |
四ツ小屋 | 「パワフル葉菜」単体では初期成育がよくないことから、即効性の肥料と同時使用すればより効果が上がると推察された。後半の生育に関しては、追肥がなくても順調な生育が見られたことから、省力化という面では有効である。 | |
14 | リーフレタス | 資材 | 高畦栽培 ・平高畦マルチャー使用による高畦栽培を実施し、湿害の軽減効果を検証 |
四ツ小屋 | 高畝栽培による湿害軽減効果を確認できたとともにレタス高畝栽培の必要性が再確認された。 | |
15 | カリフラワー | 品種 | 品種「ホワイトキャンディー」 ・軟白化外葉結束作業不要品種による省力化の検証 |
四ツ小屋 | 9月15日の台風通過で試験品種「ホワイトキャンディー」が倒伏し、実証データを記録することができなかった。本試験品種は、管内で若干名の方が試験栽培を実施し、風の影響が少ない圃場では順調に生育し、品種特性である強い包葉性を確認できているため、再度品種試験を実施し最終確認をしたい。 |
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