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第4節 生涯スポーツの推進
  第4章 「可能性を伸ばし生きがいを持てる文化のまち」づくり
 

第4節 生涯スポーツの推進


現状と課題


 健康づくりと生きがいを求める意識が高まる中、日常生活においてスポーツは大きな役割を占めるようになっています。また、市民のスポーツに対するニーズも一段と高度化・多様化が進んでいます。
 このため、多様なニーズを踏まえながら、だれもが気軽にスポーツに親しむことができ、健康で活力ある充実した生活が送れるよう、指導者の育成や競技力の向上をはかるとともに、スポーツ活動の基盤となる施設を計画的に整備拡充する必要があります。

基本方針


 市民の健康増進と生きがいづくりのため、市民スポーツや競技スポーツをはじめとした生涯スポーツに親しむことができるよう、環境づくりにつとめます。
また、正しい知識と技能を備えた指導者の養成・確保につとめるとともに、スポーツ関係団体の充実強化により競技力の向上をはかるほか、スポーツ施設の整備拡充と効率的活用につとめます。

主な施策

1 スポーツ振興マスタープラン(注1)の策定

 市民一人ひとりが、それぞれのライフステージでスポーツを楽しむことができるよう、市民との協働を基本に、市民スポーツや競技スポーツ、学校スポーツなどの生涯スポーツに関するスポーツ振興マスタープランを策定します。

2 市民スポーツの振興

 気軽にスポーツに参加する機会を拡充するため、各種イベントやスポーツ教室の開催、自主スポーツクラブの結成、地域を基盤とするスポーツ活動への支援、学校体育施設の利用促進をはかるなど、生涯にわたりだれもがスポーツを生活の中に取り入れられるようつとめます。
 また、平成13年8月に開催された秋田ワールドゲームズ2001(注2)を契機とした市民のスポーツに対する関心や意識の高まりをスポーツ人口の裾野拡大につなげるとともに、平成19年秋田国体開催に向けて、さらに充実をはかります。

3 指導者の育成

 スポーツ人口拡大のため、各種研修会や講習会を開催し、優れた指導者の養成・確保につとめます。

4 競技スポーツとスポーツ関係団体の充実強化

 体育協会および関係諸団体との連係のもと、その支援をはかることで、平成19年秋田国体に向けた競技スポーツの競技力向上や組織の拡充をはかるなど、スポーツ活動を推進する体制の強化につとめます。
 また、スポーツを通した国際交流活動を推進する一方、秋田市スポーツ振興基金(注3)を活用し、各種スポーツ団体の育成につとめます。 

5 スポーツ施設の整備

 スポーツ施設の効率的活用と計画的整備をはかります。特に、平成19年秋田国体の会場となる八橋運動公園について、国体後の利活用も踏まえながら、生涯スポーツの中核的施設として再整備する一方、地域のスポーツ振興の核となる運動広場等の整備につとめます。

●重点テーマからの視点
2 少子長寿社会への対応
 各ライフステージに応じたスポーツ活動を通じ、あらゆる世代が健康増進をはかり、生きがいを見いだすことのできる環境づくりにつとめます。

3 環境と調和したまちづくりの推進
 八橋運動公園について、都市型運動公園としての役割を果たしつつ、緑を多く残した市民憩いの場として再編整備をはかります。

4 男女共生を踏まえた市民共生社会の実現
 だれもが気軽に参加できるスポーツ活動の機会提供につとめます。

6 秋田の将来を担う人づくり
 スポーツの指導体制を確立し、競技団体との連携や指導者の育成につとめます。


注1)スポーツ振興マスタープラン
 スポーツ振興法(昭和36年法律第141号)第4条第3項に基づき策定する、本市のスポーツ振興に関する計画で、平成12年9月に策定された国のスポーツ振興基本計画を踏まえ策定することとされている。

注2)秋田ワールドゲームズ2001
 夏季オリンピックの翌年開催される、オリンピック競技以外の国際総合スポーツ大会。2001年8月に第6回大会が秋田県でアジアで初めて開催された。

注3)秋田市スポーツ振興基金
 市民のスポーツ振興を目的に平成5年度に設置した基金で、スポーツ振興事業や活動等を助成の対象とするもの


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