2001年
3月23日号



市立病院の救急医療体制が充実!

 平成11年7月から行っていた市立秋田総合病院の増改築工事が完成しました。
 新しくICU(集中治療室)、脳神経外科、心臓血管外科を設け、救急車専用出入口や救急室を充実させるなど、救急医療に対応する機能を強化したものです。総事業費は医療機器も含めおよそ13億7,000万円です。


脳神経外科と心臓血管外科を新設

 脳神経外科は、頭部外傷や脳出血、脳の血管が詰まる脳梗塞などの診療を行います。また、心臓血管外科は狭心症や弁膜症などの心臓の病気に対する診療を行います。いずれも専門の医師を配置し、4月2日から診療を開始します。これらの診療科目は、救急患者の収容も多いと予想されるため、救急医療にも大きな備えとなります。
 一方、4月から診療科目を、例えば、第一内科を循環器内科、第二内科を消化器内科・代謝科など、診療内容がわかりやすい名称に変更します。


ICU(集中治療室)も4月から稼働

 ICUは、重症患者を収容して最も効果的な治療を行う集中治療室です。人工呼吸器や監視用装置など各種医療機器を備え、医師・看護婦のチームによる常時看護が行われます。救急車専用出入口や救急室とあわせ、救急医療体制が充実・強化されました。
 さらに、近年需要が多い入院個室を増やし、院内学級(なかよし学級)の専用教室の新設、人工透析室や健康管理センター(人間ドック)の拡充なども行いました。



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