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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2015年11月20日号
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みんなで予防!インフルエンザ |
インフルエンザは、38度以上の発熱、頭痛、関節痛などの全身症状が突然現れ、あわせて、普通の風邪と同じように喉の痛み、鼻汁、咳などの症状もみられます。
子どもではまれに急性脳症を発症し、高齢者や免疫力が低下しているかたは、肺炎を伴うなど重症になる場合もあります。インフルエンザに負けない、正しい予防法を身に付けましょう。 ●問い合わせ/ 健康管理課tel(883)1180 ●ホームページ/ http://www.city.akita.akita.jp/city/hl/hm/kansen.htm |
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インフルエンザにかからないために |
これが感染経路!
飛沫感染/ インフルエンザウイルスに感染した人の咳やくしゃみに混じるウイルスを、直接吸い込み感染する 接触感染/ 不特定多数の人が触るドアノブや電気のスイッチなどに付着したウイルスを、後から触ることで感染する |
<1>「咳エチケット」を守ろう |
1)他の人に向けて咳やくしゃみをしない
(2)手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときは、すぐに手を洗う (3)鼻汁、痰を含んだティッシュはすぐにふた付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋に入れて密封する (4)咳やくしゃみが出るときはマスクをする。マスクは不織布製のものを、毎日使い捨てるのがお勧め |
<2>外出後は、流水と石けんで十分に手を洗いましょう |
正しい手洗い方法
(1)流水で両手を十分に濡らす (2)石けんを泡立て、手首から5センチ上まで、15〜30秒間もみ洗い (3)手のひらと甲をこすり洗い (4)汚れがつきやすい指先、爪は入念に洗う。指の間、親指、手首も (5)指先を上に向け、流水で洗い流す (6)洗った手は、よく乾いた清潔なタオルで拭く ![]() 5センチ上まで洗います |
<3>「部屋の乾燥を防ぐため、加湿器などで、湿度を適切(50〜60%)に保つことも効果的です |
<4>体の抵抗力を高めるため、十分な休養とバランスの取れた栄養を取りましょう |
<5>インフルエンザが流行してきたら、人混みへの外出は控えましょう |
*特に高齢者や基礎疾患のあるかた、疲労気味、睡眠不足のかたは、人混みへの不要不急な外出は控えましょう。やむを得ない場合は、不織布製マスクを着用し、短時間で済ませましょう。
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<6>流行前に予防接種を |
インフルエンザにかかっても「発症をある程度抑える」「肺炎や脳症などの重い合併症になるのを防ぐ」などの効果が期待できます。予防効果の期間は、接種した2週間後から5か月程度と考えられています。
なお、今シーズンからインフルエンザワクチンが4種類(A型2種類、B型2種類)に増え、予防できるウイルスの種類が増えました。 また、65歳以上のかたのインフルエンザ定期予防接種を来年2月29日(月)まで実施しています。詳しくは、健康管理課ホームページをご覧ください。 |
インフルエンザにかかってしまったら |
◆早めに医療機関を受診
◆安静にする ◆十分な休養 ◆十分な睡眠 ◆十分な水分補給 ◆薬は医師の指示に従い、正しく服用 ◆咳やくしゃみが出るときはマスクを着用 発病前日から発病後3〜7日間はウイルスを排出するといわれています。排出するウイルスの量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出すると言われています。 現在、学校保健安全法では、インフルエンザによる出席停止期間を「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」としています。 |
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