第5節 男女共生社会の充実


現状と課題
 平均寿命の伸長、教育水準の向上、社会経済・家庭の変化などを要因に、市民のライフスタイルが大きく
変化するなかで、女性の社会参画は当然の時代要請となりました。
 そのための法律や制度の整備にはめざましい進展があるものの、現実的には、未だに残る社会通念が男女共生社会の実現を困難なものにしています。
 男は仕事、女は家庭といった固定観念を持つことなく、家庭にも社会にも一人の人間として共に参画し、互いに責任を分かち合う男女共生社会実現のため市民行動計画(*90)を見直しつつ、積極的に施策を推進する必要があります。
基本方針
 市民一人ひとりの人権尊重をもとに家庭、学校、職場や地域などあらゆる場に国際的視野を持った男女共生意識が根付き、少子長寿社会においてもいきいきと充実した市民生活が送れるような体制づくりにつとめます。
主な施策
1.男女共生意識づくりの充実
  家庭、学校、職場、地域などあらゆる分野での一層の男女共生意識づくりを推進するため、一人ひとりが個人の尊厳を大切にする視点を持つよう、きらめく北の男女フォーラム(*90)など市民参加型の施策を展開します。
2.男女共同参画社会の推進
  女性が社会的な力をつけ、意思決定の場に参画できる環境づくりにつとめるとともに、女性の社会進出に法律や制度の効力が及ぶよう、各界・各層に働きかけます。
3.少子長寿社会の男女共生
  女性の社会進出が女性だけに家庭と仕事の二重負担を生むことがないよう、また、次の世代を産む性の社会的役割が十分に理解されるよう、各種施策の推進をはかります。
4.推進体制の充実
  市民で構成される秋田市男女共生社会に関する懇話会(*15)の提言を、行政連絡会議(*52)等との協力、連携により各種施策に反映するようつとめます。また、職員の男女共生意識の高揚をはかります。
重点テーマからの視点
1  経済活動や市民活動等のさまざまな社会活動への女性参画に向け、学習会の開催や女性の人材リスト作成等を行います。
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3  市民共生社会の実現の一環として、家庭、学校、職場、地域などあらゆる環境での男女共生社会の充実につとめます。
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6  時代の求める男女共生社会において、その意識を持ち実践する人づくりを進めるため、さまざまな世代を対象とした啓発活動を行います。
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