糖尿病・循環器病・がん

(第5章 第3節 重点分野別の指標と取り組み)  

健康あきた市21


最終更新 2003.12.09


重点分野別目標(糖尿病)

食生活や運動などの生活習慣を改善し、糖尿病を予防しましょう。

重点分野別目標(循環器病)

食生活・運動・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣を改善し、脳卒中や心臓病を予防しましょう。

重点分野別目標(がん)

食生活やたばこなどの生活習慣の改善とがん検診の受診で、がんの予防と早期発見につとめましょう。

個別目標

(健康目標)

  1. 糖尿病死亡率および合併症による死亡の減少をめざしましょう
  2. 脳卒中・心臓病死亡率の減少をめざしましょう
  3. がん死亡率の減少をめざしましょう

(行動目標)

  1. 健康に気をつけるようにしましょう
  2. がん検診・健康診査に対する関心を高めましょう
  3. 健康診査を受けましょう
  4. がん検診・健康診査に対する関心を高めましょう

個別目標(再掲)

糖尿病・循環器病・がんは、日頃の生活習慣が大きな影響を与えます。下記の目標は前のページに書かれている生活習慣改善の目標ですが、この目標に取り組むことは、生活習慣病の予防に重要ですので再掲します。

(健康目標・再掲)

(行動目標・再掲)

(環境目標・再掲)


目標:糖尿病死亡率および合併症の死亡の減少をめざしましょう。

糖尿病−健康目標1

ライフステージ:青年期・壮年期・中年期・高年期

現状値 目標値

年齢調整死亡率
(人口10万対 糖尿病)
男性 4.6
女性 1.9
平成13年人口動態統計等により
秋田市分計算
※合併症による死亡は含まない
年齢調整死亡率
(人口10万対 糖尿病)
男性 減少(平成12年全国値 7.8)
女性 減少(平成12年全国値 4.4)



これからの取り組み
 糖尿病患者は、食生活の変化や運動する機会の減少、高齢化などに伴い年々増加しています。
 糖尿病は、神経障害・腎症・網膜症といった合併症のほか、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす危険因子です。糖尿病対策は、食生活、運動、喫煙などの生活習慣を改善する一次予防のほか、二次予防として健康診査の推進が大切です。
 このため、既存の「生活習慣改善指導」「健康講座」などの充実や「基本健康診査」の受診率を高めるとともに、新規事業の「セカンドライフの健康セミナー」「パパとママの健康広場」「生活習慣病予防の知識普及事業」等をとおし、糖尿病の要因や正しい生活習慣の普及につとめ、糖尿病の予防・改善をめざします。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 基本健康診査
  • 健康相談
  • 健康講座
  • 生活習慣改善指導
  • 地域保健推進員活動支援事業


  • セカンドライフの健康セミナー
  • パパとママの健康広場
  • 生活習慣病予防の知識普及事業


   

目標:脳卒中・心臓病死亡率の減少をめざしましょう。

循環器病−健康目標2

ライフステージ:青年期、壮年期、中年期、高年期

現状値 目標値

年齢調整死亡率
(人口10万対 脳卒中)
男性 79.9
女性 47.4
年齢調整死亡率
(人口10万対 脳卒中)
男性 59.8
女性 49.8
平成13年人口動態統計等により
秋田市分計算

年齢調整死亡率
(脳卒中)
男性 74.2(平成12年全国値)
女性 45.7(平成12年全国値)
年齢調整死亡率
(脳卒中)
男性 減少(平成12年全国値 85.8)
女性 48.5(平成12年全国値)



これからの取り組み
 秋田市では脳卒中・心臓病で亡くなる人が、全体の3割近くを占めています。
 脳卒中は寝たきりや痴呆の原因、心臓病は急死の原因ともなる病気で、一次予防として食生活、運動、喫煙などの生活習慣の改善、二次予防として健康診査の推進が大切です。
 このため、既存の「生活習慣改善指導」「健康講座」などの充実や「基本健康診査」の受診率を高めるとともに、新規事業の「セカンドライフの健康セミナー」「パパとママの健康広場」「生活習慣病予防の知識普及事業」などをとおし、脳卒中・心臓病の要因や正しい生活習慣の普及につとめ、脳卒中・心臓病の予防・改善をめざします。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 基本健康診査
  • 健康相談
  • 健康講座
  • 生活習慣改善指導
  • 地域保健推進員活動支援事業


  • セカンドライフの健康セミナー
  • パパとママの健康広場
  • 生活習慣病予防の知識普及事業


   

目標:がん死亡率の減少をめざしましょう。

がん−健康目標3

ライフステージ:青年期・壮年期・中年期・高年期

現状値 目標値

年齢調整死亡率
(人口10万対 がん)
男性 213.2
女性 124.0
平成13年人口動態統計等により
秋田市分計算
年齢調整死亡率
(がん)
男性 減少(平成12年全国値 214.0)
女性 103.5(平成12年全国値)



これからの取り組み
 秋田市ではがんで亡くなる人の内、がんが最も多くなっています。
 健康寿命の延伸のためには、がんの予防・早期発見が最も重要と考えられ、一次予防の食生活、運動、喫煙などの生活習慣の改善、二次予防の健康診査の推進が大切です。
 このため、既存の「健康講座」の充実や各種がん検診の受診率を高めるとともに、新規事業の「セカンドライフの健康セミナー」「パパとママの健康広場」「生活習慣病予防の知識普及事業」などをとおし、がんの要因や正しい生活習慣の普及につとめ、がんの予防・改善をめざします。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 胃がん検診
  • 大腸がん検診
  • 子宮がん検診
  • 乳がん検診
  • 肺がん検診
  • 健康相談
  • 健康講座
  • 生活習慣改善指導
  • 地域保健推進員活動支援事業


  • セカンドライフの健康セミナー
  • パパとママの健康広場
  • 生活習慣病予防の知識普及事業


   

目標:健康に気をつけるようにしましょう。

糖尿病・循環器病・がん−行動目標1

ライフステージ:青年期・壮年期・中年期・高年期

現状値 目標値

健康に気をつけている人の割合 78.9%
平成14年市民健康意識調査

健康に気をつけている人の割合 100%


これからの取り組み
 早い時期からの健康づくりは、生活習慣病の予防につながります。
 現在、健康について気をつけている人の割合は78.9%となっており、世代別に見ると、特に若い世代ほど健康に気をつけていない人の割合が高く、若い世代への意識付けが重要となります。
 このため、既存事業の充実をはかるとともに、新規事業の「パパとママの健康広場」「生活習慣病予防の知識普及事業」「セカンドライフの健康セミナー」などをとおし、健康に関する正しい知識の普及につとめ、健康に気をつける人が多くなるようにします。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 健康相談
  • 健康講座
  • 生活習慣改善指導
  • 地域保健推進員活動支援事業


  • セカンドライフの健康セミナー
  • パパとママの健康広場
  • 生活習慣病予防の知識普及事業


   

目標:がん検診・健康診査に対する関心を高めましょう。

糖尿病・循環器病・がん−行動目標2

ライフステージ:青年期・壮年期・中年期・高年期

現状値 目標値

健康なので健診は必要ないと
考えている人の割合
30.0%
忙しくて都合がつかないことから
健診を受けない人の割合
28.4%
平成14年市民健康意識調査

健康なので健診は必要ないと
考えている人の割合
24%
忙しくて都合がつかないことから
健診を受けない人の割合
23%


これからの取り組み
 健康診査は、生活習慣病の早期発見のために年に1回受診することが大切です。
 健診を受けない理由としては「健康なので必要ない」30.0%、「忙しく都合がつかない」28.4%が高くなっており、まだまだ健康診査に対する関心の低さがみられます。
 このため、既存事業の充実をはかるとともに、新規事業の「パパとママの健康広場」「生活習慣病予防の知識普及事業」などをとおし、早い時期からの意識付けを進めて、健康診査に対する関心を高めていきます。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 健康相談
  • 健康講座
  • 生活習慣改善指導
  • 地域保健推進員活動支援事業


  • セカンドライフの健康セミナー
  • パパとママの健康広場
  • 生活習慣病予防の知識普及事業


   

目標:健康診査を受けましょう。

糖尿病・循環器病−行動目標3

ライフステージ:青年期・壮年期・中年期・高年期

現状値 目標値

健康診査受診率 39.3%
平成14年市民健康意識調査

健康診査受診率 50%


これからの取り組み
 健康診査(がん検診を除く)は、脳卒中・心臓病・糖尿病などの生活習慣病の早期発見のため、年に1回受診することが大切です。現在、秋田市民の健診受診率は4割程度と低く、特に女性の受診率が低くなっています。
 このため、地域保健推進員活動による健康診査の周知や既存の「健康講座」などの充実をはかるとともに、新規事業の「セカンドライフの健康セミナー」「パパとママの健康広場」「生活習慣病予防の知識普及事業」などをとおし、健康診査の受診率向上をめざします。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 基本健康診査
  • 健康相談
  • 健康講座
  • 生活習慣改善指導
  • 地域保健推進員活動支援事業


  • セカンドライフの健康セミナー
  • パパとママの健康広場
  • 生活習慣病予防の知識普及事業


   

目標:がん検診・健康診査に対する関心を高めましょう。

がん−行動目標4

ライフステージ:青年期・壮年期・中年期・高年期

現状値 目標値

胃がん検診受診率 16.8%
大腸がん検診受診率 14.9%
子宮がん検診受診率 12.6%
乳がん検診受診率 9.0%
肺がん検診受診率 5.9%
平成14年市民健康意識調査

胃がん検診受診率 20%
大腸がん検診受診率 18%
子宮がん検診受診率 15%
乳がん検診受診率 11%
肺がん検診受診率 7%


これからの取り組み
 がん検診は、がんの早期発見のために年に1回受診することが大切です。
 現在、秋田市民のがん検診の受診率は2割以下と低く、受けていない人の割合を男女別に見ると、女性が特に高くなっています。女性の受診率向上に向け、早い時期からの意識付けが重要であると考えられます。
 このため、地域保健推進員活動によるがん検診の周知や既存の「健康講座」などの充実をはかるとともに、新規事業の「セカンドライフの健康セミナー」「パパとママの健康広場」「生活習慣病予防の知識普及事業」などをとおし、がん検診の受診率向上をめざします。


平成14年度以前から実施
(既存事業)
前期推進計画
(平成15年〜18年度実施予定)
後期推進計画
(平成19年〜22年度実施予定)

  • 胃がん検診
  • 大腸がん検診
  • 子宮がん検診
  • 乳がん検診
  • 肺がん検診
  • 健康相談
  • 健康講座
  • 生活習慣改善指導
  • 地域保健推進員活動支援事業

  • セカンドライフの健康セミナー
  • パパとママの健康広場
  • 生活習慣病予防の知識普及事業


   

<お問い合わせ先>

秋田市保健所保健総務課
郵便番号 010−0976
住所 秋田市八橋南一丁目8番3号
TEL 018−883−1170
FAX 018−883−1171
E−Mail ro-hlmn@city.akita.akita.jp

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